アルファ波、脳波とは何か?
脳波とは?人間の脳は、活動中に微弱の電流を発生しています。脳波は、人間の脳を流れる微弱電流の周波数を表した物です。脳波の周波数は、脳の活動の内容によって変わるので、脳波を調べることで、脳の活動状態を知ることができます。 アルファ波は、脳が集中、リラックスしているときに表れる脳波です。
脳波の種類・アルファ波
脳波は、脳を流れる微弱電流の周波数によって、4種類に分けられます。デルタ波、シータ波、アルファ波、ベータ波があります。この4つの脳波のうち、アルファ波が一番優れていると言われています。その理由は、脳波がアルファ波の状態のときには五感の能力アップや集中力、記憶力、理解力などの学習能力も向上することが確認されているからです。 アルファ波状態を維持したいものですね。
- デルタ波(0.5~4ヘルツ)
- シータ波(4~8ヘルツ)
- アルファ波(8~12ヘルツ)
- ベータ波(12~40ヘルツ)
それぞれの脳波の説明
デルタ波 深い眠りについているときの脳波です。脳波の周波数は、0.5~4ヘルツです。
シータ波 浅い眠りについているときの脳波です。周波数は、4~8ヘルツです。 シータ波は、物事に集中したときに表れる脳波と言われることもありますが、特長に欠ける周波数の脳波です。
アルファ波 物事に集中したとき、心身をリラックスさせた状態の時にアルファ波は見られます。深い瞑想や、趣味に没頭しているときや、くつろいでいるときにも脳波はアルファ波状態になります。脳波がアルファ波状態なら、自分が持っている能力を最大限発揮することができ、効率良く学習が進むと言われています。最も注目されている脳波です。周波数は8~12ヘルツです。
ベータ波 普段、起きている状態の脳波です。五感が緊張した状態で、味覚、臭覚、聴覚、触覚、視覚が働いてるときに現れる波形です。
周囲が気にならないくらいの集中力状態を経験したことはあるでしょうか。勉強していて、なんとなく「集中できないな」と感じるときには、周囲の物音や騒音が邪魔に感じ、「雑音のがあるから勉強に集中できない!」とイライラすることがありますね。この、勉強に集中できず、イライラを感じてしまう時には、脳波がベータ波になっていると言われています。
逆に、集中力があり、勉強に没頭できているときには、あまり周囲の騒音が気になりませんね。 周囲の雑音が気にならない状態が、アルファ波の状態です。 アルファ波が出ている脳波を維持し、効率の良い学習を続けたいですね。